軽率生まれ軽率育ち

推しと推し未満と推しの概念のはなし。

SHIRO TORA ~beyond the time~

こんにちは、しい子ちゃんです。
ブログ、サボリにさぼっています、書くことがありません(素直)

富くんの新しいお仕事は撮影も終わり、情報解禁ラッシュも終わり、しばらく続報待ち状態で落ち着いているし、私は違うことで忙しい日々です。最推しのせいでバタバタしています。

さてさて今回はちょっと高ぶった気持ちをどうしたらいいか分からないのでとりあえずブログ記事を書いてみています。


先日、こちらの舞台配信を見ました。


男劇団 青山表参道X 旗揚げ公演
『SHIRO TORA ~beyond the time~』

https://oscar-aox.jp/special/shirotora/


私の推しが在籍しているわけではないので、フォロワーさんだったりTLで得た情報しか持ち合わせていないのですが、
オスカープロモーションに所属する方たちで結成されている「男劇団 青山表参道X」、通称AOXの旗揚げ公演。

AOXは劇団とはいえ舞台だけじゃなくいろんなイベントを行うエンターテイメント集団です。ユニットみたいな感じなのかもしれない。
何となく研音さんのところのメンオンっぽい気がする。


こちらの舞台自体は2018年6月14日~6月17日に上演されていました。

そしてニコニコ生放送で有料配信が行われていて、それが今月末までだったので慌てて滑り込み視聴をしたわけです。

live.nicovideo.jp


キャストも聞いたことがあったり、特撮出身者が多いし馴染みがありましたが、何よりも脚本家と演出家の名前を見て「うっわ絶対見に行きたい…」と思っていた公演です。
だってだって、亀田さんとマサミさんですよ!最高でしかないじゃない!

別現場の乱立からの余力不足で見に行けなかったのですが、配信があってくれて本当に良かった…
(DVDも出るだろうけど正直なところ、推しがいないのに円盤をすぐ買えるかと言われたら…だし、そのお金+交通費で見に行けたじゃんって思ってしまうのがつらくて…まあ結論から言うと、これはいずれ配信か円盤を買います、見たりない)


雑感ですが、もうとにかく「最高だった」の一言に尽きます。

「聞いてください!最高だったんです!」って語りたくなる舞台。
でも上手に言えないから「とりあえず見て!!」っていうしかない舞台。

おたくなら分かってくれると思うんですが、そういう舞台ってかなりの確率で見たら最後、抜け出せないです。

頭の中でリフレインする楽曲たち、ついつい真似したくなる動き、ラストシーン、その時に得た感情を鮮明に反芻出来ちゃう。思い出すだけで笑ったり泣いたりしちゃう。


一言で最高、なんて本当は言いたくないのに、細かくいいところを伝えたいのに、まとまらないし、ネタバレしたくないし…もどかしさが凄い!

正直、特撮俳優さんを追いかけて、この舞台が初めての舞台観劇でした、って人がいると思うんです。

羨ましすぎる。これがデビューとか羨ましい…

 

ちなみにあらすじ。

福島県の名門の男子校、私立白山高校では、来月開かれる学園祭、白山祭に向けて、盛り上がりを見せていた。
様々な部活や同好会が、パフォーマンスを披露する。
生徒達が目指すものはただ一つ、最も輝いた部活に送られる賞、白虎賞。
この賞は学内のみならず外部からも注目される、最高のステータスである。
そんな中、演劇部、部長の小野田陽斗は部員不足から廃部の危機にさらされていたのだ。
この危機を脱するためには、白虎賞を獲得するしかない。
小野田たちは白虎隊を題材にした舞台を演じることにした。
白虎隊について不勉強だった部員たちは、白虎隊最後の地、飯盛山で稽古をすることにしたのだが、すると突然空が暗くなり、なんと、部員の目の前に白虎隊の隊士たちがあらわれるのだった。


SHIROTORA=白虎です。

白虎隊なんて、知ってる人からしたら辛い案件ですよ。
小学校の修学旅行で飯盛山に登りましたし、学びました。辛かった。

ただ、この舞台では決して重たすぎない。
もちろん泣けるし、しっかり白虎隊隊士たちの思いを尊重していると思います。
だけど重たすぎないんです。

だからついつい何回も見たい。一回見てたら確実に多ステしてたと思います…

それからテンポが良すぎるんです。
オープニングから場面転換、ラストに行くまでのテンポがとにかくいい。
1時間半、あっという間に過ぎ去ります。
テンポがいいから目を離せない。いやもうずっとワクワクが止まりません。
勢いで殴ってくるから最高です。

それからテンポをさらに底上げしてるのが楽曲たち。
とにかく耳に残る!バンバンバーンバンババンバーン!配信してほしい!
楽曲ライブやろうよ…ペンライト振りたい気持ちになりました。

それから、学園ものだからドラマはもちろんのこと、歌やダンスというミュージカルとアイドル的要素、殺陣とアクション、お芝居を見に来ているという感覚。

全部が詰まってる。
「私こういうジャンルが好きなんです」という人を全員纏めて取り込んできます。とんでもない…いやほんととんでもないんですよ。

一応青春ものだとは思うんですが、舞台が学校だからこそ全部が入ってるのにおかしくないんです。
しかも良いとこ取りにもほどがあるってぐらい、うまい事美味しい部分だけぎゅっと詰まっているなぁって思いました。

私、この舞台を見て初めて「エモい」という感覚を理解できました。
エモいです。ずるいんです。ずっとずるい!してやられた~!って気持ちになります。

 

7/31 23:59までならチケットが買えます。
8/1 23:59まで視聴が出来ます。

live.nicovideo.jp

 

まだ間に合います!

台風が来るから予定キャンセルになった人もいると思うので是非見てほしい。
そしてこの最高という感情を共有してほしい。

絶対後悔しないと思います…


結果ネタバレしないように頑張って中身がないですが、これだけ言わせてください。


これは最高の舞台です。